2016年に厚生労働省の先進医療Bに水素ガス吸入療法が承認されたことで一気に注目が高まりました。 水素は、活性酸素の中で最も悪玉な活性酸素ヒドロキシラジカルに選択的に反応し、無害な水へと変化させ、除去する強力な抗酸化作用があります。 健康維持、未病改善、アンチエイジングをはじめとして様々な病気の治療に対する利用も始まっています。
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート水素ガス治療開発センターの活動のなかで、国内15施設が参加した多施設共同二重盲検無作為化比較試験を行い、病院外で心停止になり心肺蘇生で心臓の拍動は回復したものの意識が回復しない状態で2%水素添加酸素吸入(水素吸入療法)を行うと、死亡率が下がり、意識が回復して後遺症を残さずに社会復帰する可能性を高めることを示しました。
水素は、世界中で最も分子が小さいため、他の抗酸化物質が入り込めない細胞内膜のミトコンドリアにも入り込み作用することで細胞を活性化することができます。 至適濃度の水素を吸入することで、全身疾患の改善や抑制、疲労回復、美肌効果、エイジングケア、免疫学的効果、ストレス軽減、ネガティブな感情の軽減、活性酸素などによる慢性炎症の病態が一因となるうつ病の予防や改善などが期待できます。
水素吸引療法はこのような方にお勧めです
- 慢性的に疲労感を感じている方
- ストレスや不安に悩む方
- 睡眠障害を抱える方
- 美容や健康の維持を目指す方
- 免疫力の低下を感じる方
- うつ病の予防や改善に期待する方