当クリニックは令和5年4月をもちまして、多くの方々のご支援のおかげさまで開院17周年を迎えることができました。
この地域では認知度の高いクリニックへとさらになっていると自負しております。引き続き、ご家族揃っての受診や心療内科では少ないとされる口コミでの受診もかなり多い状況がございます。また、小田急小田原線沿線のみならず周辺のエリアからも幅広く来院されております。こころのかかりつけ医を志す当クリニックとしましては、大変ありがたいことです。
当院は、新百合ヶ丘駅北口徒歩圏内のランドマークとなっている複合医療専門ビルであるメディカルモリノビルの5階に位置しております。
特急ロマンスカーも停車するターミナルステーションである新百合ヶ丘駅北口から直線的に行ける徒歩5分圏内の場所であるのみならず、150台近く収容可能な専用駐車場を有し、バリアフリーで清潔感のある建物となっております。他に9つの医療機関が入っており、診診連携を円滑に行いながら運用しております。
また、女性医師による診療も引き続き行っております。
精神科・心療内科領域においては女性の患者さまが比較的多いという実情も手伝って、同性ならではの共感性や温かさを活かしながらの診療に多くの患者さまが来院されている状況です。そのようなニーズに応える形で今年度からは女性医師を2人に増員をしております。女性ならではのお悩みや男性への恐怖心を持たれるような方にも安心して受診できる環境となっております。
今年度はますます多くなる受診希望される方のニーズに対応できるように医師の増員を図っております。
それにより、今後も予約制を活かしたお待たせをできるだけしないで必要な時間を割ける診療を心がけていきたいと考えております。慶應義塾大学医学部同窓の向上心の高い頼もしい後輩医師が多く入職されています。頭数だけではなく医療の質の向上も引き続き重要であると認識しており、初心を忘れない情熱も持って診療に臨んで参る所存です。クリニック全体として、一般への認知度も高くなっているADHDや自閉スペクトラム症などの神経発達症に対する診療体制をより充実させていっております。それに関連する精緻なアセスメントと投薬以外のケアを可能とする心理士の体制も確保しております。加えて、引き続き院長を中心として、様々な精神疾患の根底に存在し得る問題であるトラウマに対する多角的なケアを行えるよう努めて参ります。
FFCカウンセリングルームにつきましても、引き続きエビデンス(医学的根拠)を持つ認知行動療法および対人関係療法の二大精神療法の実施をしております。加藤志ほ子代表は勿論のこと、他の多くのカウンセラーもそれぞれに自己研鑽を積み、各人の専門領域を軸にしつつもクライアントのニーズに柔軟な対応ができるカウンセリングを心がけております。具体的には、アンガーマネジメント、ポジティブサイコセラピー、AEDP(加速化体験力動療法)、産業カウンセリング、精神分析的療法、スキーマ療法、芸術療法、EMDR、TFT、BCT、ブレインスポッティングなどの専門療法を実施可能となっております。
また、費用対効果が高いとされるグループによる心理療法も引き続き行っております。より親しみやすく興味・関心を深められる内容へと今後もさらなるバージョンアップを図っております。
今年度は当院の歴史においても全く新しいステージに次元上昇を行う年と位置づけております。公式LINEを活用したメンタルヘルスケアに関する幅広い情報発信やオンラインセミナーの実施、健康の基盤となる栄養を重視したアプローチの展開(オーソモレキュラー医療・サプリメントの活用、食事指導)、水素吸引やメディカルアロマ
の活用など様々な代替医療の提案とサービスの実践、そのような狭義の精神医学に囚われないトータルヘルスケアを目指す多角的・多層的なアプローチを心がけながら、生きづらさを抱える患者さまを真の幸せ・豊かさに導く良き伴走者としての役割を担えるよう努めていきたいと考えています。どうぞお気軽にご相談下さい。
院長 岡本 浩一