診断に重要な3大症状が実際の行動面にどう現れるのか?
- 不注意(この症状が優位なケースが多い〜いわゆるのび太型)
- 仕事等でのケアレスミス
- 忘れ物や失くし物が多い
- 約束を守れない、外出の準備がいつも間に合わない
- 時間管理が苦手、締め切りに間に合わない
- 仕事や作業を順序立てて行うことが苦手
- 中途半端になってしまいがち
- 片付けるのが苦手
- 人の話を集中して聞くことが苦手
- 興味のあることには集中しすぎてしまい切り替えが困難(過集中)
- 多動性(成人のケースでは軽減することが多い)
- 落ち着かない
- 貧乏ゆすりや机を指先で叩くなど、目的のない動き
- 別のことに気を取られやすく最後までやり遂げられない
- おしゃべりが止まらない、自分のことばかりしゃべってしまう
- 衝動性
- 思ったことをすぐに口に出してしまう(会議中の不用意な発言等)
- 衝動買いをする
- 独断で重要なことを決めてしまう
- 些細なことで叱責してしまう、人を傷つけることを言ってしまう
- 人間関係でのトラブルが多い
- 転職を繰り返す
※全ての行動面の問題が三つの中の一つの特性だけによるというよりは、複合的に生じていることが多いです。また、成人ではある程度の学習により仕事等の社会的場面では何とか適応的に行動していますがプライベートでは障がい程度が著しいというようなアンバランスも起きてきます。そのため、成人の場合は人により症状の現れは多種多様となるため注意が要ります。